リブレセンサー。今となっては懐かしいなぁ。
やっと剃った毛も生えてきたわよね
今は血糖値はフリースタイルリブレでは測っていないんです。つけるかどうかは良し悪しがあると思いますが私の考えを書いていきます。
ポッケは糖尿病になったのが10月の半ば。1月までの2か月間リブレセンサーを付けていました。
Free styleリブレというのは人間用に発売された血糖測定器です。スマホのアプリと連携することも出来、携帯でセンサーにかざすといつでも血糖値が測れるというものです。最近ではダイエット目的でも利用される方が増えてきているようです。
↑直接舐めたりしないようにエリカラや洋服を着せていました。
ただこれ、2週間しかもたない使い捨てセンサーなのです。さらに私の経験上2週間持ったことはなく、10日持てばラッキーで付けた次の日にダメになることもありました・・・・。
高度医療病院から退院した時にすでに付けられていて、安定するまではこれで管理した方がよいということでやっていました。
そしてこのセンサー、通っていた動物病院では8500円で1か月に3回ほど交換していたのでペット保険がきくとはいえ、かなりの出費でした。
私たち夫婦はとにかく低血糖になってしまったらどうしようという不安で毎日2時間おき、時には15分おきには測っていました。
また、次の病院に行く日まで持つだろうか。病院が休みの日にセンサーが使えなくなったらどうしよう。と不安でストレスがどんどんたまっていきました。
その時の病院の先生は低血糖は危ないので血糖値が100切ったらインスリンは〇単位、それ以上だと〇単位。という風に指導されていたので
打つ単位がいつもバラバラでした。
これは当時のリブレセンサーの結果です
かなり安定していなくて、この後はHIが3日間も続くようなこともありました。そして血糖値が50近くになるとポッケの様子に異常がなくてもブドウ糖を与えたりして、一気にHIまで上がることもありました。今思えば完全に無知だったことが原因でした。
そしてある日恐れていたことが起きました。
病院が休みの日にリブレセンサーが使えなくなったのです・・・。私は他の病院に片っ端から電話をして問合せしたのですが、リブレセンサーを扱っている病院が本当にありませんでした。これには本当にびっくりしました。そこでふと思いました。
リブレセンサー、絶対に必要じゃないのかも・・・・。
実は当時通っていた病院は良くしてくれたものの疑問がいくつかありました。処方されるサプリがすごく多い・・・。その時ポッケは膀胱炎もあったのですが、サプリでいうとUTクリーン、エアネラ、アミノキュア、さらに輸液も毎日・・・・
サプリを飲ますために糖尿病にはよくないパウチ(普通のカルカン)に混ぜてあげていましたし、極めつけはとうとう「かかと歩き」をするようになったポッケに対し、レントゲンを撮る+念のためといった理由で関節炎の注射「ソレンシア」を打ったのです。←1本一万円もします・・・
こういったことが重なり他の病院も検討した方がいいと思いいくつかの病院に問合せ、話を聞き検討→今は別の病院で治療をしています。
あの時きっかけがあってよかったなと思いますし、動物病院だから治療は変わらないと思っていましたがとんでもなかったです。
今の病院の先生はこれまた魅力的な先生で
サプリよりもまずは尿糖を0にすること!パウチはやめる。ご飯を食べたなら低血糖にはならないからどんな値でも〇単位打つ!ころころ変えない!
とはっきり言ってくれました。
そして血糖値もしばらくはアルファトラック3という針で血を出して測るタイプのものを一日2回ごはん前に測っていましたが曲線が出来た後は測っていません。最初はあれだけ毎日何度も血糖値を測っていたので不安でたまらなかったですが、だんだん測る回数も減らしていきました。
ポッケは最近本当に調子が良くてご飯も全部食べ切るし、足はまだ治ってないですが目もパッチリしていて明らかに良くなっている感じです。
リブレセンサーは猫の身体に負担はないと言われていますがバリカンで剃ってずっと貼るわけですし、洋服を着せたりエリカラをずっとつけるのも猫にとっては血液で測るよりストレスだと思います。ポッケの場合センサーでモニタリングしてもほぼバラバラだったので本当今振り返ればですが、必要なかったなと思います。リブレセンサーは使えなくなる前はエラーをよく起こすし、数値が確かかどうかも分かりません。
色んなご意見あるかと思いますが、私の経験からはあったことでいつも気にしてしまって血糖値が低く出てるとインスリンを打つのも不安で怖かったしポッケの血糖値を安定させてあげることができなかったので必要ないと感じました。
今は月に1度フルクトサミンや尿糖を測定して様子を見ています。
便利で画期的な血糖測定器だけど、リスクや欠点もきちんと知って判断することが大事なのね