猫の糖尿病について

【猫の糖尿病治療に必須!】ACTH刺激検査で副腎の異常を早期発見

糖尿病のポッケ
糖尿病のポッケ

このあいだACTH刺激検査というのをやったんだけど、どういう検査なんだろう

糖尿病の治療の一環として副腎(ふくじん)という体の一部がちゃんと働いているかを調べるための検査なの。きょうはこれについて説明します!

すず
すず

ACTH刺激試験とは?

ACTH刺激試験は、体にある「副腎」という部分がうまく働いているかを調べる検査です。副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)という物質をわざと注射して、副腎がコルチゾールをちゃんと作るかどうかを見ます。

①初期血液採取: 試験の前に、猫の血液を採取して基礎となるコルチゾール値を測定します。

②ACTH投与: ACTHを注射で投与します。このホルモンは、副腎を刺激してコルチゾールの分泌を促します。

③追跡血液採取: ACTH投与後、時間をおいて再び血液を採取し、コルチゾールのレベルを測定します。通常、30分後と1時間後に採取されます。

④結果の評価: 基礎コルチゾール値とACTH投与後のコルチゾール値を比較することで、副腎の反応を評価します。

結果からわかること

副腎が正常に反応し、コルチゾール値が適度に上昇する場合、クッシング症候群の可能性は低いです。

コルチゾール値が異常に高く上昇する場合、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)が疑われます。

コルチゾール値があまり変化しない場合、副腎皮質機能低下症(アジソン病)などが考えられます。

ACTH刺激試験は、糖尿病を患う猫の副腎機能を評価し、クッシング症候群などの合併症の有無を確認するための重要な検査です。これにより、糖尿病の治療計画をより効果的に立てることができ、糖尿病が悪化するのを防ぐことができます。

糖尿病のポッケ
糖尿病のポッケ

異常が出た場合は薬での治療法になるみたい。ボクは異常がなかったよ

ちなみにHCTH刺激試験の検査費用は2万円でした

どらこママ
どらこママ
すず
すず

ホルモンに異常がある場合はインスリン抵抗性を呼び起こしたり血糖値を上げたりするので検査することの重要性は高いです!

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どらこ

猫2匹(11歳オス3歳メス)と夫婦2人ぐらし | ただの会社員 | ブログ初心者 | 2023年10月に愛猫が突然糖尿病になり、現在も治療中

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