糖尿病のポッケ
糖尿病になってしまって半年のボクなんだけど、この病気になってしまう猫は意外と多いんだ。今日は猫の糖尿病がどういったものなのか皆にも教えてあげよう
猫の糖尿病は体内での「インスリン」の不足や効果の低下により血中のブドウ糖が正常範囲を超えて上昇している状態なの
すず
糖尿病のポッケ
「インスリン」というのは膵臓から分泌されるホルモンで、ブドウ糖を細胞に取り込む役割を果たしているんだ。本来はこれによってエネルギーが生成され、正常な代謝が維持されているんだよ
猫の糖尿病はきちんと管理することで必ず良くなると私は信じてるの。初期症状になるべく早く気づいて治療をすることが大事よ。じゃあさっそくその症状から説明するわ
すず
多飲多尿
糖尿病の猫は、血中のブドウ糖濃度が高いため、体内から余分な水分を排出しようと喉が渇き、よく水を飲むようになります。それに伴い尿の回数も多くなります。
糖尿病のポッケ
ボクは一番ひどい時で一日に500ml以上飲んでたんだ・・・。トイレもしょっちゅうで辛かったなぁ
猫の1日の飲水量は1kgあたり50mlと言われているの。5kgのポッケ先輩は2倍以上飲んでいることになるわね。飼い主の皆さんは一番に気付けるポイントだと思うわ
すず
食欲旺盛・体重減少
栄養を細胞に十分に取り込めず食欲旺盛になります。しかしいくら食べても栄養状態が良くならないため体重が減ってしまいます。初期はよく食べますが症状が進むと食欲不振となるため注意が必要です。
糖尿病のポッケ
とにかくいつも食べたくてゴミ箱をあさったり、どらこママが食べてるものを欲しがったり・・・
8kgあったポッケ先輩は一時期4.6kgまで体重が減ってしまったの。毛艶もよくなくて、あきらかに様子がおかしかったわ
すず
「かかと」をついて歩く
血糖値が高いまま経過するとだんだん足腰が弱くなって「かかと」をついてペタペタと歩くようになってしまいます。このことを「糖尿病性神経障害」と呼びます。コントロールができるようになると治ると言われています。
糖尿病のポッケ
糖尿病発病から5か月目にボクはかかとをついて歩くようになったんだ。お医者さんが言うにボクはコントロールが難しいみたい
これは今も治っていません。コントロールの難しさを日々感じながら四苦八苦しています。病院選びの大切さも身に染みて感じました。そちらも今後記事にしようと思っています
下痢・嘔吐
さらに症状が進むと「糖尿病性ケトアシドーシス」を発症し、下痢、嘔吐、また脱水や意識障害になり、大変危険な状態で重症になると死に至ることもあります。
私たち猫は体調が悪いのを隠してしまうから気付けない飼い主さんもいるかもしれないけれど、これを参考に少しでもいつもと様子が違ったら病院につれていってほしいの
すず
糖尿病のポッケ