糖尿病と診断されたら長期的な治療費が気になる飼い主さんも多いよねぇ。
この記事では、糖尿病の猫にかかる治療費用の内訳を紹介し、コストを抑えつつ、猫の健康を守るための節約術も提案します!
猫の糖尿病治療にかかる主な費用
これは約1か月ごとに行くポッケ(朝晩プロジンク4.5単位)の通院費です。
糖尿病の治療にはいくつかのコストが発生します。これらの費用をあらかじめ理解しておくことで、計画的な治療を行えます。
診療項目 | 金額 |
---|---|
再診料 | ¥700 |
採血料 | ¥1,000 |
フルクトサミン(FRT) | ¥2,500 |
プロジンク用シリンジ100本 | ¥10,000 |
プロジンク | ¥12,000 |
合計 | ¥28,820(税込) |
診察費:糖尿病の管理には、定期的な獣医師の診察が必要です。初診料や定期的な健康チェックの費用は、病院や地域によって異なりますが、1回の診察で3,000~8,000円ほどが相場です。
インスリン:インスリン治療が一般的です。インスリンの種類や使用量によって異なりますが、1か月あたり5,000~15,000円程度がかかります。これは猫の体重や病状により変動します。
注射器や針:インスリン注射に使用する注射器や針も定期的に購入する必要があります。費用は月に3,000~7,000円程度です。
血糖値測定器と試験紙:家庭での血糖値測定は猫の健康管理に役立ちます。測定器自体は初期費用が約10,000~16,000円、試験紙は1パック(50枚入り)で5,000~7000円ほどかかります。
特別食(療法食):糖尿病管理のための療法食も重要です。ウェットフードやドライフードがあり、月に5,000~10,000円ほどの費用がかかることがあります。
ポッケは療法食を含めると月に3万5千円~4万円かかっています。療法食以外は保険で7割返ってきます。
治療費用を抑えるための節約術
糖尿病の治療費は高額になる可能性がありますが、いくつかの工夫でコストを抑えられることがあります!
オンラインでの購入
インスリンや血糖値測定器、療法食は、オンラインショップで購入することで、コストを抑えることができる場合があります。獣医師に相談しつつ、信頼できるオンラインショップを利用しましょう。
ホームケアの充実
定期的な血糖値測定や体重管理を自宅で行うことで、頻繁な通院を減らすことができます。これにより診察費の節約が可能です。測定器や注射器などの初期費用はかかりますが、長期的にはコスト削減に繋がります。
まとめ買いの活用
療法食や注射器などの消耗品は、まとめ買いすることで割引が適用されることがあります。また、定期購入サービスを利用すればさらに安く手に入れることができる場合もあります。
ペット保険の活用
糖尿病の治療は長期間にわたるため、ペット保険の加入も検討してみましょう。ただし、糖尿病が既往症の場合、新たに保険に加入することが難しい場合もあります。すでに保険に加入している場合は、糖尿病の治療が保険の対象となるかを確認し、適用範囲をしっかり把握しておきましょう。
治療を続けるための心構え
猫の糖尿病は、一度診断されると生涯にわたる管理が必要です。費用面での負担は避けられませんが、猫の健康を守るためには、継続的な治療とケアが不可欠です。無理のない範囲で節約術を取り入れつつ、獣医師と連携して治療を進めていきましょう。費用が心配な場合も、遠慮せずに獣医師に相談してみることが大切です。
糖尿病の猫の治療費は決して安くはありませんが、工夫次第でコストを抑えることが可能です。オンラインショップの活用やホームケアの充実など、さまざまな方法で経済的負担を軽減しながら、猫の健康をしっかりと守りましょう!